Acupuncture

鍼灸治療

科学的分析で届ける深層へのアプローチ

AIを使用した解析技術を用いて身体の状態を可視化し、論理的な裏付けを行いながら施術を実施いたします。国家資格を持つ専門家が、東洋医学と西洋医学の視点から筋肉や神経の通り道を適切に確認しつつ施術を進めてまいります。身体が従来持っている機能にアプローチする鍼灸により、健やかな生活を送れるようにサポートしますので、気になる方は一度体験してみてはいかがでしょうか。

西洋医学的鍼灸施術(鍼灸プラス)

西洋医学的鍼灸施術(鍼灸プラス)
10本単位 2,000円(税込み)(もみほぐしと併用ください)
体の痛みのある部位へ、もみほぐしの後に追加 で西洋医学的に筋肉、神経を考慮して治療を行います。
※単品の施術はできません。

オーダーメイド西洋医学的鍼灸治療

オーダーメイド西洋医学的鍼灸治療

西洋医学的鍼灸治療とは『解剖学、生理学、病態生理学』に基づいたアプローチを指します。

身体の仕組みを科学的な視点で捉え、症状の原因となっている部位に対して直接的な刺激を加えるのが特徴です。
一般的なイメージの多い鍼灸治療となります


1. 主なメカニズム

西洋医学的鍼灸では、主に以下の3つの作用に着目します。

  • ①体性自律神経反射: 鍼の刺激が神経を介して脳に伝わり、自律神経のバランスを整えたり、血流を改善したりする反応。

  • ②ゲートコントロール理論: 鍼の刺激が脊髄において痛みの伝達を遮断し、痛みを和らげる仕組み。

  • ③エンドルフィン等の放出: 刺激によって脳内から多幸感や鎮痛効果のある物質(内因性オピオイド)が分泌される作用。


2. 具体的なアプローチ方法

東洋医学が全身のバランスを重視するのに対し、西洋医学的鍼灸は「なぜそこが痛むのか」という局所的な原因を重視します。

  • ①トリガーポイント療法: 筋肉の中にできた「痛みの引き金」となる硬結(コリの芯)を直接狙います。

  • ②神経近傍への刺鍼: 神経の通り道に沿って鍼を打ち、神経痛の緩和や麻痺の回復を促します。

  • ③運動器疾患への特化: 肩こり、腰痛、膝痛、スポーツ障害など、筋肉や骨格系のトラブルに対して非常に親和性が高いのが特徴です。


60分 10,000円(問診・徒手検査・ROMテスト(可動域テスト)などをしっかり行い、現状の状態と施術後の状態を確認して行きます。)
検査結果を医療用AIに読み込み、お体の状態を確認し治療方針を立てて行きます。
もみほぐしは含まれておりません。

オーダーメイド東洋医学的鍼灸治療

オーダーメイド東洋医学的鍼灸治療

東洋医学的鍼灸治療は、身体を一つの「小宇宙」と捉え、全身のバランスを整えることで自己治癒力を高めるアプローチです。
西洋医学が「病気(部位)」を診るのに対し、東洋医学は「病人(全体)」を診るという特徴があります。


1. 根本となる「気・血・津液」の思想

東洋医学では、健康な状態を「エネルギーと物質がスムーズに巡っている状態」と考えます。

  • ①気(き): 生命活動を維持するエネルギー。

  • ②血(けつ): 全身に栄養を運ぶ血液やその機能。

  • ③津液(しんえき): リンパ液や汗など、血液以外の水分。

これらの流れが滞ったり、不足したりすることで「病(やまい)」が生じると考え、鍼や灸でその流れを調整します。


2. 経絡(けいろく)と経穴(けいけつ)

身体には「気・血」が流れる通り道である経絡が網の目のように張り巡らされています。その経絡上にある重要な反応点が、いわゆる「ツボ(経穴)」です。

  • ①遠隔治療: 例えば、胃の不調に対して足にあるツボ(足三里など)を刺激するなど、患部から離れた場所にアプローチすることが多々あります。

  • ②未病治(みびょうち): 検査数値には現れない「なんとなく体調が悪い」という段階(未病)で処置を施し、大きな病気を防ぐことを得意とします。


3. 独自の診断体系:四診(ししん)

西洋医学的な検査(血液検査やレントゲン)の代わりに、五感を用いた「四診」で身体の状態を判断します。

  • ①望診(ぼうしん): 顔の色やツヤ、舌の状態(舌診)を観察する。

  • ②聞診(ぶんしん): 声の調子や呼吸音、体臭を確認する。

  • ③問診(もんしん): 自覚症状や生活習慣を詳しく聞く。

  • ④切診(せっしん): 患部に触れるほか、手首の脈(脈診)や腹部(腹診)で内部の状態を探る。


4. 証(しょう)の決定

四診で得た情報を元に、その時の患者さんの状態を「証」としてパッケージ化します。
例えば、「冷えがあってエネルギーが不足している状態(陽虚証)」といった判断を下し、それに基づいたオーダーメイドの施術方針(補法・瀉法)を組み立てます。


東洋医学的鍼灸は、慢性的な疲労、自律神経の乱れ、婦人科系の悩みなど、原因が特定しにくい不調に対して非常に高い親和性を持っています。

60分 10,000円(お話しを聞く時間が多く、しっかりとお体の状態を確認させて、AIによりお体の状態を診断し治療方針を決めさせて頂きます)

施術例

この度、ご来院頂いた患者様の許可を頂いた為、東洋医学的治療に関する施術例として問診から東洋医学 的証(病名の様なもの)・刺鍼部位などの施術内容に関してを記載させて頂いております。
こちらはAIによる診断になりますが、私が独自に集めた資料・参考書・経穴に基づいて診断されています。

問診 対象:38歳女性
1年前に出産をして、子供の事も少し落ち着き、旦那さんや親などが面倒を少しみてもらえるようになったので、最近パートに出るようになった。
妊娠中から腰痛が出るようになって来ていたが、最近になり腰痛が悪化体調面も体の重だるさを感じている、原因は寒さによるものかと思っている為、病院などには行っていない。
夜泣きなど少なく睡眠はある程度取れていると思うが、夜に2回位中途覚醒がある出産後から下半身の浮腫みを感じている、歩いていると下半身の疲れが酷い。
頭痛などは感じないが季節的な物なのか、喉や鼻が良く乾く冷えなどは特に感じない
食欲自体は結構あり、食べるのが楽しいと思う。
最近は甘い物をよく食べる。タバコやお酒は取らない。
月経の不規則はないが、出産後から重たくなっては臭いは強くなり、色は濃い感じがする
トイレは尿は1日○回 大便は○回 臭いとはあまり思わない。
便のサイズは普通で色も通常の色だと思う。
舌診:伴大 脈:弱腹診:腎
西洋医学所見
反り腰、骨盤前傾、股関節屈伸運動で腰部に痛み
座位前傾で上後腸骨棘のあたりに痛み
SLRテスト(右腰部に痛みが見られる)
尻上がりテスト(左右共に陽性)
ニュートンテスト陽性

AIによる東洋医学的診断
ご提示いただいた症例(38歳女性、産後1年の腰痛、重だるさ、むくみ等)に基づき、東洋医学的な病態分析(弁証)と治療方針、および具体的な経穴(ツボ)の取り方について解説します。

東洋医学的病態の分析(弁証)
この症例は、出産という大きな節目を経て、育児と新たな仕事(パート)による過労が重なり、「脾腎両虚(ひじんりょうきょ)」に「水湿(すいしつ)の停滞」が加わった状態と考えられます。
・脾気虚(ひききょ)・水湿停滞(むくみ、重だるさ)身体の重だるさ、下半身のむくみ、舌が胖大(はんだい)(腫れぼったい)で脈が弱いといった所見は、脾の運化機能(水分や栄養の輸送)が低下し、体内に余分な水分である「痰湿(たんしつ)」が溜まっていることを示しています。
・腎虚(じんきょ)・腎気不固(腰痛、睡眠、月経)出産は「精(せい)」や「気血(きけつ)」を急激に消耗します。腰は「腎の府」と呼ばれ、腎の機能が弱まると慢性的な腰痛や下半身の疲れが現れます。夜間の中途覚醒や「腎」の腹診所見も、生命エネルギーの根源である腎の衰えを裏付けています。
・乾燥感と生理の変化 喉や鼻の乾き、月経血の増加や匂いの変化は、気虚によって血を続括する力(統血)が弱まっている可能性や、巡りの悪さから二次的な熱(虚熱)が生じ始めている兆候と考えられます。

治療方針(治法)
治療の原則は、根本であると腎を補い(扶正・補虚)、溜まっている湿を除去すること(利湿)です。
1.健脾益気(けんぴえきき):脾の働きを高め、気血の生成を促し、重だるさを解消します。
2.補腎固摂(ほじんこせつ):腎の機能を高め、腰部の支持力を回復させ、夜尿や睡眠の質を安定させます。
3.疏通経絡(そつうけいらく):西洋医学的所見(仙腸関節や腰椎への負荷)に対応し、局所の痛みを取り除きます。
4.推奨される経穴(ツボ)と取り方
本治(根本治療)として全身のバランスを軽え、標治(対症療法)として腰部の痛みを緩和します。

【根本を補うための経穴:本治】
脾兪(ひゆ):脾の機能を高める背中のツボ。
取り方:第11胸椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1.5(指2本分)に取ります。
腎兪(じんゆ):腎を補い腰痛に必須のツボ。
取り方:第2腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方1.5(指2本分)に取ります。
太白(たいはく):脾の原穴(最も重要な点)で、運化を助けます。
取り方:足の内側、第1中足指節関節の内側、近位の陥凹部(足の親指の付け根の骨の後ろ側のくぼみ)に取ります。
太渓(たいけい):腎の原穴で、生殖・生命力を補います。
取り方:足関節内側、内果(内くるぶし)とアキレス腱の間の陥凹部に取ります。
足三里(あしさんり):全身の気を補い、胃腸を整えます。
取り方:膝を立て、膝蓋骨下縁のくぼみ(外膝眼)から指4本分下、前骨筋の上に取ります。

【症状を和らげるための経穴:標治】
次髎(じりょう):仙骨部にあり、仙腸関節の痛み(ニュートンテスト陽性)や婦人科系疾患に特効があります。
・取り方:第2後仙骨孔(上後腸骨棘と正中仙骨稜のほぼ中央にあるくぼみ)に取ります。
・陰陵泉(いんりょうせん):下半身のむくみや疲れを取る要穴。
・取り方:下腿内側、骨内側の下縁と骨内縁が接するくぼみに取ります。
・三陰交(さんいんこう):女性特有の症状(月経・産後)に欠かせないツボ。
・取り方:内くるぶしの中心から指4本分上で、骨の後縁に取ります。

補足のアドバイス
西洋医学的所見における反り腰(骨盤前傾)は、東洋医学的にも「気」が前方に偏り、後ろ側の「腎」が虚しているサインと重なります。
治療としては、まず腎兪や次髎への温熱刺激(お灸など)を行い、冷えはないとのことですが、産後の深部の「虚寒」を温めて補うことが推奨されます。
例えるなら、現在のあなたの状態は「大雨の後の水はけが悪くなった畑」のようなものです。出産という大仕事で畑の土(腎の精気)が痩せてしまい、さらに水路(脾の運化機能)が詰まってしまったために、足元がぬかるんで(下半身のむくみ)、農作業(仕事や育児)をするとすぐに疲れてしまう状態です。
鍼灸治療では、まず土に肥料を混ぜて栄養を補い(補腎)、次に詰まった泥を取り除いて水の流れを良くする(健・利湿)ことで、畑全体に活力を取り戻しぬかるみ(むくみや腰の重み)を解消していくアプローチを取ります。